Sepia Tone Double Ring
フロリダ期ダブルリングのバッフル、チェンバー、サイドウォール、素材に至る まで解析し、試作を重ね“Sepia Tone Double Ring Tenor”が完成しました。
伝説のジャズテナー奏者たちが愛用してきたヴィンテージマウスピース。中でもリンクNY期、フロリダ初期のダブルリング は、その魅力的な音色にいまなお多くのテナー奏者を惹きつけて止まない。しかし、70年も前に造られたも のであるため、現在では状態の良い個体はほとんど存在し無く、しかもかなりの高価で、数十万円します。
過去に数回ダブルリングをリフェイスしたときに、細かいところまで解析しCADデータを作りました。
また、ダブルリングの欠点でもあるモコッとした感じを解消しフロリダ中期、後期のSuper Tone Masterのテイストを加えることで、より雑味がありツヤと太みのある音色に仕 上げている。それは、マウスピース内部のみならず、ボディからビークにかけて一旦膨らみを持つヴィンテー ジリンク独特のラインの再現は特にこだわった部分で、マウスピース内部の影響と同じぐらいシェイプも音色や吹奏感に左右する重要な部分です。5軸マシーンでもこの部分は非常に高度な切削技術を要し、何度も試作を重ね実現したこだわりの部分です。
“Sepia Tone Double Ring Tenor”ヴィンテージリンクにこだわり探し求めている人、渋く雑味のあるジャズのサウンドを求める人にぜひ試していただきたいです。
種類: テナー
オープニングサイズ :
テナー (6,7,7☆,8,8☆,9,9☆),
※㎜サイズ表はこのページの一番下にあります。
素材: 真鍮(ヴィンテージブラス) 24金メッキ
チェンバー形状 :丸形
バッフル:ミディアムバッフル
音色と特徴:明るすぎず暗すぎない音色、
スタイル:ジャズ、
推奨リード:天然素材のリード
写真集
試聴