岡部源蔵
岡部源蔵(おかべげんぞう) アルトサックス奏者・コンポーザー・アレンジャー ペルージャ音楽院(クラシックサックス専攻-イタリア)、ハーグ王立音楽院(ジャズサックス専攻-オランダ)卒 幼少時からクラシックピアノ、15歳からサックスを始め、1999年にイタリア・ローマに留学し現地でライブやスタジオ録音などの音楽活動を行う。 2004年、2007年にジャズファンクバンド・カポリネア(Capolinea)の一員として2枚のCD「Vietato Parlare」と「Gente Alegra」をリリースする。 2006年に参加したペルージャで行われるバークリー音楽院の夏季コースにて日本人初の最優秀サックス奏者に選ばれ、翌年のUmbria Jazz Winterに招待される。 2008年に拠点をオランダに移してからはジャズを中心に活動し、2013年2月に待望のリーダー作「Okabe Family」を発表。
OKABE FAMILY
岡部源蔵がサックス・作曲・編曲をすべて担当するジャズカルテット。 オランダ・ハーグにて2009年に結成。メンバーはピアノにBenjamin Hermanとの共演で一気に頭角を現したミゲル・ロドリゲス(スペイン)、ベースにはMartijn van ItersonやJasper Blomなどオランダのトップミュージシャンに目をかけられるスティーブ・ズワニンク(カナダ)、そしてドラムにはイタリア滞在当時から共に活動するフランチェスコ・デ・ルベイス(イタリア)で構成されている。 クラシックで培った洗練されたハーモニー、ジャズならではのリズム感、そして現代のジャンルにこだわらない多様的なアイデアがふんだんに使われており、海外で単独で活動する岡部源蔵の幅の広さが垣間見られる。
Gottsu Sepia Tone
Gottsu Sepia Tone Mouthpieceに出会ったのは2012年のフランクフルト・ ミュージックメッセの時でした。 それまではあまり新しいマウスピースに興味はなかったのですが、吹いた瞬間に 音の豊かさ、芯の強さに 衝撃を受けました。 当時愛用していたNew York Meyer Bros Medium Chamber 6 は音の抜けがあまり良くな く鼻をふさいだような音で 限られた状況でしか使えないものでしたが、Gottsu Sepia Toneは低音域から高 音域まで音量の強弱も質を変えずにしっかり コントロールできるすばらしいマウスピースだと確信しています。 日本に一時帰国した際には工房に何度かお邪魔して、後藤氏の職人としての芸・ 熱意を直に拝見する事ができました。 その時に開発していた新しいモデルGottsu Sepia Tone VIは音がダークになりこ しが出て、 Sepia Toneの長所を失わずにヴィンテージマウスピースを吹くような印象を受け ました。 一つ一つ手作りで作られたGottsu Mouthpiece、是非一度試奏してそのクオリ ティーの高さを実感してください。
“OKABE FAMILY” by Genzo Okabe
1. Scaramouche
2. Black Pope
3. Atheist
4. Amedas
5. Broken
6. Yellow & Red Jackets
7. Can’t Stand Ya
8. Aka Tombo
all songs composed and arranged by Genzo Okabe except the track 8 “Aka Tombo” written by Kosaku Yamada Genzo Okabe – alto sax, Miguel Rodriguez – piano, Steven Willem Zwanink – double bass, Francesco De Rubeis – drums produced by O.A.P. Records, recorded/mixed/mastered by Barry Olthof at the O.A.P. Studio, The Hague, The Netherlands on November 2012